Research Core for Interdisciplinary Sciences

岡山大学・異分野融合先端研究コア

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ミッション・ステートメント

人材養成システム改革構想の概要

岡山大学は、将来の革新基幹技術となりうる異分野融合新領域創出を研究の重点と位置づけ、その担い手である若手研究者の育成のための制度改革を行う。若手研究者が自立して異分野融合研究領域の創出を行う研究組織として「異分野融合先端研究コア」を設置する同研究コアには今回国際公募する11名のテニュア・トラック教員が在籍し、それぞれ複数の研究領域に属する。

テニュア・トラック教員はメンター教員の助言と支援を受けながら、学内公募により選抜され同研究コアのメンバーになった若手教員とともに異分野融合研究を遂行する。テニュア・トラック教員は研究に専念するが、博士後期課程学生の副指導教員や、博士後期課程対象の「異分野融合科学(Interdisciplinary Sciences)」の講義(一人当たり年2回程度担当)などで教育経験も積む。
テニュア・トラック教員の採用審査や研究進捗の評価は、海外(3人)、国内学外(3人)の外部委員を含む12人の評価委員会で行う。当該評価は、テニュア・トラック教員が採用時に提出した提案研究に基づき異分野融合領域創出の革新性およびその実現性を評価する。評価の基準は被評価者にあらかじめ公開されており、テニュア・トラック教員がどの方向に研究を推進すればよいか明確になっている。

概要1

3年目における具体的な目標

11名のテニュア・トラック教員は採用時に提出した提案研究の内容に基づき、3年後に研究進捗の中間評価を受ける。この時点で、極めて優秀と判断される教員については、ただちにテニュア教員として採用する。3年目 の時点で半数以上のテニュア・トラック教員が外部資金を獲得し、資金的にも自立していることを目標とする。学内公募により選抜され異分野融合先端研究コア のメンバーになった若手教員についても評価を行い、必要な場合は入れ替えを行う。

概要2

実施期間終了時における具体的な目標

テニュア・トラック教員については、全員が外部資金を獲得し、高インパクトファクター誌への論文発表や特許出願などの形で、採用時に提案した研究課題を踏まえた革新領域創出への成果を出していることを要求する。11名全員が評価委員会でテニュア教員への基準を満たす評価を得て、テニュア教員に移行することを期待する。ただし、後一歩で基準に達すると評価された者には、1年間の猶予期間を与え、再評価を行う。

テニュア・トラック教員とともに異分野融合研究を遂行する若手教員(学内公募により選抜)については、年間10名程度の若手教員が異分野融 合先端研究コ アに参画し、5年間で同研究コアにおいてのべ20名程度の若手教員が研究を進めることを目標とする。当該若手教員の多くが若手トップリサーチャー研究奨励 事業や次世代研究者・異分野研究連携コア育成支援事業など学内制度から研究支援を受けられるような研究実績をあげることを期待する。

実施期間終了後の取組

本テニュア・トラック教員制度について、5年後に制度評価を行う。この評価を踏まえ、必要な修正を加えた上で、自然科学研究科と環境学研究科で新しく採用する若手教員にこの制度を適用する。その後、この制度の全学的な波及に努める。

異分野融合先端研究コアについても、5年後に評価を行い、必要な修正を行った上で引き続き革新研究領域創出拠点として発展させる。上記の2研究科において若手教員をテニュア・トラック教員制度により採用するようになった後も、同研究コアのメンバーとなる若手教員を学内公募により選抜し、同研究コアにおいて革新領域創出に向けた研究を遂行する。

期待される波及効果

本人材養成システム改革は、若手教員を研究の面において、小講座や学科、専攻といった教育組織から自立した研究組織である「異分野融合先端研究コア」に所属させ、彼らの斬新な発想と高い自発力を活用して、未来志向の革新研究領域創出へ挑戦させようとするものである。同研究コアに所属する若手教員は異なる分野の複数の研究領域に属し、その領域のメンター教員からの助言と支援を受けながら、自然に異分野融合型の挑戦的研究を行う組織を形成す ることができる。また、テニュア・トラック教員制度の導入と同研究コアに所属する若手教員の評価(テニュア・トラック教員の採用審査や研究進捗の評価、同 研究コアのメンバーである若手教員の研究進捗の評価)の実施によって、若手教員が自立して革新研究領域に挑戦しようとする意欲を高めることができる。

岡山大学におけるこのような人材養成システム改革は、地方大規模総合大学院大学における人材養成システム改革のモデルとなるものである。同時に、「学都 岡山大学」として、中四国地域の教育研究のレベルアップに大きく貢献することが期待される。

 

 

岡山大学・異分野融合先端研究コア
〒700-8530 岡山市北区津島中3丁目1-1 新技術研究センター内
Tel: 086-251-8705 Fax: 086-251-8705 email: core-qa at adm.okayama-u.ac.jp